HOW FINANCE WORKS
著者はMBAなどで20年教鞭をとってきた
2019
訳が微妙らしい
他の方もちょろっと言っているように訳がだいぶ残念です。訳者の会計知識の乏しさ故か、明らかに「総」資産の話をしてるのに「純」資産と訳していたり...
一部訳語に疑問がある。
インターネットを調べてもわからないものがあった。
例えば、インタレストカバレッジレシオは「金利負担率」と訳されている。
X「率」とは一般的に、Xの一方に対する比率(例:円周率=円周÷直径)という用語であると私は理解している。
本文では
インタレストカバレッジレシオはEBIT÷金利費用であると書いてある。
高ければ高いほど財務が健全であるのに、「金利負担率」では逆の意味にとらえられかねず、疑問が生じる。
インターネットを調べても金利支払の能力とは書かれていても「金利負担率」と書かれているものはみつからなかった。
正しい用語なのかもしれないが疑問に思った。
更に例をあげると在庫回転率は売上原価÷在庫金額であるが、本文では「売上原価÷在庫」とかかれている。
「在庫」とは在庫数なのか在庫金額なのかはじめはわからなかった。
初学者のため文言解釈に難が生じ、インターネットを参照しなければならず、一章目から苦労した。
Chapter 1. Financial Analysis: Using ratios to analyze performance—all while playing a game
Chapter 2. The Finance Perspective: Why finance is obsessed with cash and the future
Chapter 3. The Financial Ecosystem: Understanding the who, why, and how of capital markets
Chapter 4. Sources of Value Creation: Risk, costly capital, and the origins of value
Chapter 5. The Art and Science of Valuation: How to value a home, an education, a project, or a company
Chapter 6. Capital Allocation: How to make the most important decisions facing CEOs and CFOs